のりさんのブログ

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聖書を現代の文脈で読むことと、現代の文脈で読み直すこと

聖書とは実に古い本です。古い本の集まりです。モーセ五書と言われる創世記から申命記まで記したのがモーセだとすると、紀元前1300年頃から紀元100年くらいまでに書かれたと推察できます。

 

だから、現代の私たちには分からない常識があったり、言い回しがあったりするのです。だから、当時のことを知りつつ読み、当時の文脈も考慮して読む必要はあります。

 

そして、現代の文脈で読むこともあって良いと思います。現代は現代の価値観があり、常識があるからです。しかし、その現代の価値観や常識で読み直すとなると、それが果たして良いのでしょうか。

 

なぜならば、聖書は神のことばだからです。聖書を聖書として読む必要がある中で、自分に都合の良いように読み替えては、聖書が伝えている中心的教理から、ひいては神のことばから離れてしまうからです。

 

読んでは良いが直す必要はないということです。そういうことで、現代に生きる私たちも古い言葉なれど決して廃れない神のことばとして聴いていくことができるのです。