建設工事では、必ず危険予知(KY)活動を行い、事前に、現場には危険があるかも知れないという意識づけの中で、人身事故や設備事故を未然に防ごうとしています。
しかし、自衛隊が中東へ派遣されるという、どう見ても危険な中に自衛官を行かせる状況で、最悪の事態を想定していないという防衛大臣の発言には驚かされます。
海上警備行動以上の危険が起こらないだろうではなく、起こるかも知れないという対策こそ、KY活動です。防衛大臣はきちんと、一般常識である安全対策の基礎を学んだ方が良い。リーダーが最悪の事態を想定して、危険だからこそ、どのように安全を確保してあげられるのかを考えてあげないと、配下で働く者がかわいそうです。
あきらかに閣議決定だけで自衛隊を海外に行かせるのは、内閣の驕りであり、国会の軽視なのです。
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