のりさんのブログ

時々、色々とアップしてます。

北条義時

子どもの頃、大河ドラマで「草燃える」を観ていました。その前には「黄金の日々」があり、子どもの私の心に、歴史を知る楽しさを味わったことを思い出します。

 

草燃える」の主人公は北条政子でした。キャストは岩下志麻源頼朝石坂浩二北条時政金田龍之介、義時が松平健、伊東祐之という伊藤祐親の架空の息子役に滝田栄源義経国広富之。今回、「鎌倉殿の13人」で山本耕史が演じた三浦義村藤岡弘、畠山秀忠が森次晃嗣…。あっ、そうそう、安達盛長武田鉄矢でした。脇役にかたせ梨乃がいたかな色々と思い出します。

 

今回の「鎌倉殿の13人」では、主人公が北条義時でしたね。小栗旬がなかなかのよい演技をされていたと思います。

 

久しぶりに平安〜鎌倉時代の歴史に触れて、子どもの時ぶりにわくわくして観ていました。「草燃える」のときは、その脚本の原作である永井路子著「北条政子」を買って読みましたが、今回もWikipediaなどインターネットで色々と調べ直して、北条義時がどんな人だったのかを学び、好きになりました。

 

松平健のときは、途中で観るのをやめた覚えがあります。それは、当時の私の注目点が源平であり、北条はどうでも良かったからです。

 

でも、私も大人になりました。北条が知りたくなりました。それも義時。楽しい。もっと知りたい。彼の生い立ち、人生、その生き方、死に様。

 

伊豆の弱小豪族であった北条氏が、天皇上皇と渡り合う不思議。頼朝死後は、源氏のブランドを背負って権威を持ち、権力を持つ。

 

実朝死後は、摂家からの借り物のような将軍を立てて、一応、将軍の名前で執権が政務を行う、1333年鎌倉幕府滅亡まで、いや、それ以降も武家政治を支える経験値となっていく。

 

彼の息子3代執権泰時に至っては、御成敗式目を定め、徳川幕府における武家諸法度や禁中並びに公家諸法度に繋がる偉業を残しました。

 

素晴らしい。