"どうか神が私たちをあわれみ祝福し御顔を私たちの上に照り輝かせてくださいますように。
あなたの道が地の上で御救いがすべての国々の間で知られるために。"
詩篇 67篇1～2節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
神様が私たちを祝福することは、諸国の人々の救いに関係していることが、この詩篇で謳われています。
これは詩人がイスラエル民族であり、イスラエルによって国々の民が祝福を受けるというアブラハムとの契約によるものでしょう。
そして現在その契約はキリストによる契約に更新され、キリスト者に対する神の祝福が、多くの民への救いへと繋がることに理解できます。
イエス・キリストの血潮によって救われた者は、それだけでは終わらない爆発的な広がりを持っているからです。ガリラヤという闇の地と言われた地域から始まったイエスによる救済は、今や世界中に伝えられて、世界中の人々の救いへと広められています。
だから、私たちもそれぞれに救いを受けた一粒の麦ではありますが、キリストのために生きる時、たった一粒であったとしても、そこから神の栄光の救いのみわざが始まるのです。
2024年も今日で終わりますが、また来年も神の祝福を受ける一人のキリスト者として、置かれた場所で存在し続けたいと思います。それによって、神様の道が多くの人々へと告げ知らされ、多くの人々の救いとなるからです。
皆様に神様の祝福が豊かにありますように。心からお祈りいたします。
