のりさんのブログ

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ハイブリッド

 最近の自動車技術は革新的に発展しています。自動運転システムや自動制動システムにより、事前に危険をキャッチして事故を未然に防ぐような開発も日進月歩で進んでいます。そのような技術革新の中でやはり目を見張るのが動力エネルギーのハイブリッド化です。それは、これまでの化石燃料である原油から精製されるガソリンや軽油だけでなく、電池を併用してモーターを回すシステムのことです。

 このハイブリッドは自動車だけでなく、私たちの信仰生活にも起こり始めています。今春から流行り出し、未だその収束が見えない新型コロナウィルスにより、私たちキリスト者の礼拝は新たな局面を迎えました。それは、多くの教会で礼拝のライブ配信を余儀なくされ、パソコン、インターネット、カメラ、マイクなどを整備した教会が増えたということです。しかし、ライブ配信だけでの礼拝ではなく、やはり従来からの会堂に集まる礼拝を維持しながらライブ配信の礼拝もありという、礼拝のハイブリッド化が教会にも取り入れられてきているのです。

 このために牧師たち、また教会スタッフたちは、慣れている人もそうでない人も、そのために多くの時間と費用をかけて、今もそれを、よりきちんとしたかたちでできるように努力しているところです。

 今後、このコロナ禍がどうなっていくのか定かではない状況で、まだまだこのライブ配信はやめられないでしょう。また、一度、会堂での礼拝をやめて家庭礼拝に切り替えた教会も、さすがにまた会堂での主日礼拝を休むことはしたくないので、何とかこのハイブリッドを維持したいのではないでしょうか。

 私などはまさにそのとおりで、多少コロナ対策で礼拝の内容を簡略化したとしても日曜日に教会が閉まっている状況は、もう味わいたくないです。

 ですから、これからも会堂での礼拝をライブ配信し続けて、感染症対策で会堂に来られない方々の選択を尊重し、また体調が優れない方々も無理しないで礼拝をささげられる工夫をしていきたいのです。

 ハイブリッド化の整備はまだまだ必要ですね。マイク一つ替えただけで、随分配信した音声が良くなります。これからも詳しい方々に伺いながら、ハイブリッド化の勉強もしてまいりたいと思います。