のりさんのブログ

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ヌッスバーガー宣教師との出会い

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 この写真は私が生まれて初めて出会ったクリスチャンであるヌッスバーガー宣教師ご夫妻(マーク先生とエリザベス先生)です。国際福音宣教会OMFのスイス人宣教師でした。

 私は小学5年生で、この先生の家に、なぜか英語を習いに行くことになります。その家とは私の伯父の貸家でした。そこで初めて聖書のお話しを聴きます。

その後、ヌッスバーガー宣教師ご家族は日本での働きを終えてスイスへ帰って行きましたが、私は中学生のときに、一枚の教会案内から、OMFではない滝川キリスト福音集会という教会へ通うことになっていきます。そこで、信仰を持ち、高校3年であった1983年10月30日に洗礼を受けました。

 私は真っ先にスイスにおられるヌッスバーガー先生へ手紙を書きました。
「先生の働きが用いられて私はイエス様を信じることができました」と。

 すると先生からもお手紙が届きました。それはご自分たちの働きが生かされたという喜びではなく、純粋に私が救われたことへの喜びの手紙だったのです。

 その謙遜さに私は、種を蒔く人の心と姿勢を学びました。そのあと北海道聖書学院に入学したときも、卒業して牧師になったときも、先生ご夫妻は、スイスからメールで喜びの言葉を送ってくださり、その後も祈り続けてくださっておりました。

 この先生の開拓により現在のJECA滝川福音キリスト教会への一歩が始まりましたが、その一歩に私の伯父の家が用いられたのは光栄なことでした。

 2018年に、マーク・ヌッスバーガー先生は天に凱旋されました。

 実はその同じ年に、かつて家を貸していたその伯父も召されました。伯父は家を貸していたときはキリスト嫌いの不信者でしたが、不思議と晩年に罪を悔い改めてイエス様を信じ、喜びつつ天に召されたのです。

 その伯父の救いにはヌッスバーガー先生たちとの関わりは、私たちの目からは一切見えません。しかし、きっと神様の視点では全て繋がっていることなのだと思います。

 もしかしたら、私が5年生のときにヌッスバーガー宣教師ご夫妻に会っていなかったら、伯父が家を貸していなかったら、私も母も伯父もイエス様を信じていなかったかも知れないという視点で考えると、私の人生という歴史にある神様の摂理の不思議を感じるのです。