のりさんのブログ

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裁判の傍聴

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本日は久しぶりに裁判の傍聴をしました。午前中の刑事裁判は三件しかなく、しかも全て判決公判。まず10:00から住居侵入と窃盗の案件、10:10から窃盗、10:30から覚醒剤取締法違反。私は、はじめの二件だけ傍聴しました。

いずれも同じ女性の裁判官が担当し、1件目は懲役5年の実刑判決。2件目は懲役3年6ヶ月に執行猶予3年がつきました。

それぞれに、別々の事案ではありますが、同じような背景を持ち、同じような事件を起こしていることがわかりました。しかし前科五犯と初犯の違いや持病があるかどうかで、それぞれの量刑に影響を与えていると思います。

裁判官は前科五犯の被告に対しては、極めて厳しい顔つきで、厳しい語調で判決文を読み上げていましたが、初犯の被告に対しては、その病気のことも配慮して、読んだ判決文を更に噛み砕いて説明し、二度と同じ罪を犯さないように諭しておられました。

前者の被告は2名の刑務官に連れて来られていたので拘置所から来たと思われます。後者の被告は2名の若い警察官に連れて来られていたので、警察署内の留置場から来られたと思いますが、その若い警察官を見守るように上司と思われる警察官が無帽で制服の上からジャンパーを羽織り、一般の人のように傍聴席から見守っていました。階級章を見る限り若い警察官の一人は巡査部長で、もう一人はおそらく警察学校で研修中の巡査と思われます。階級章が巡査を表す印もない階級章でした。

裁判されている事件や被告だけでなく、他のことにも注目してみると、色々なことが見えてきます。

 

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