今年から北海道聖書学院のキリスト教会史の授業を担当しています。子どもの頃から歴史好きな子ではあったのですが、世界史はそれほどでもありませんでした。どちらかというと日本史の方が好きです。それでも、昔の事柄、昔の人物、社会、文化などを調べるのは本当に楽しいのは確かです。
今、リモートでの受講者を入れて5名の方々と学んでいますが、何とも楽しい有意義な時間なのです。私はこれほどまでに、授業を担当して楽しいとは知りませんでした。楽しいというのは、軽い気持ちで言っているのではありません。充実しているという意味で言っています。これからも、この時間が続くと良いなと思います。
これから伝道者として立っていく人たちに、ぜひ、歴史に働く神の御手、その、摂理を味わい、計り知れない神の御旨に触れていただきたい。そのように思います。
どうぞ、皆さんもキリスト教会史を学んでください。古き時代なれど、我が身をそこに発見し、我がこととして反省し、自らの働きに適用するのです。歴史は過去の出来事だけを覚えるのではありません。過去の出来事を通して、そこに私を発見するのです。
そして、福音を信じ語る者として整えられていく。それが、このキリスト教会史を学ぶ意義なのだと思います。
