のりさんのブログ

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神の計らい…摂理

"あなたがたは私に悪を謀りましたが、神はそれを、良いことのための計らいとしてくださいました。それは今日のように、多くの人が生かされるためだったのです。"  創世記 50章20節

私たちの人生には、あってほしくないことが起こることがあります。それは、誰かの陰謀など、他人から受ける禍いだったり、または、自分の至らなさゆえに、自分で招く不幸もあるでしょう。

 

しかし、時いたって、その不幸と思われたことが益とされていくこともあるのです。それは、人間には想像もつかないし、人間が自分の力で、それを利用するなんてことは不可能です。しかし、神にはできないことはありません。

 

人間が犯した罪すら、ご自分の全能の御手の中で、恵みの業へと取り込み、恵みの出来事とすることがおできになるのです。

 

神の計らいは、とても不思議です。このみことばにある物語は、ヨセフという人の人生すべてを振り返る必要がありますが、ぜひ創世記をお読みください。

 

兄たちの企みで結果的にエジプトで奴隷となり、数々の不幸と思われる出来事の連続の中で、ヨセフに良くしてくれる人々があり、その人たちとの出会いの中で、彼は奴隷からエジプトの総理大臣へと出世します。

 

しかし、それはヨセフの出世で終わる出来事ではなく、彼を陥れた兄たちをはじめとするイスラエル民族を救うところまで繋がっていきます。単にある家族が命拾いした話ではないのです。

 

なぜならば、このイスラエル民族から全人類の救い主であるイエス・キリストがお生まれになるからです。

 

ヨセフは臨終の前に語ったこの言葉こそ、真理です。人間の悪の謀りすら神は良いことの計らい、つまり摂理して、今日のように多くの人が生かされるためにされた。それは、現在、ヨセフの兄たちの悪事が、神の摂理により、全人類の救いのために役だったということになるからです。

 

神を信じることは、このように、どんな不幸と思われる人をも神の救いに至らせ、どんな苦しい人生であったとしても、その苦しみすら神は用いて、祝福とされるのです。

 

だから、キリスト教会はこの救いを知らせるために、日々祈り、礼拝をささげ、置かれた地域で神を証ししています。

 

どうか、日曜日にはぜひ教会へお出かけください。神はあなたの人生を豊かに変えてくださいます。

 

"神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています。"
ローマ人への手紙 8章28節

"私はこう確信しています。死も、いのちも、御使いたちも、支配者たちも、今あるものも、後に来るものも、力あるものも、
高いところにあるものも、深いところにあるものも、そのほかのどんな被造物も、私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。"
ローマ人への手紙 8章38~39節