のりさんのブログ

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なんと幸せなことでしょう

歴代誌第二9章1節~12節

 

2Chr. 9:1 ときに、シェバの女王は、ソロモンの名声を聞いたので、難問をもってソロモンを試そうと、非常に大勢の従者を率い、バルサム油と多くの金および宝石をらくだに載せて、エルサレムにやって来た。彼女はソロモンのところに来ると、心にあることをすべて彼に問いかけた。
2Chr. 9:2 ソロモンは、彼女のすべての問いに答えた。ソロモンが分からなくて、彼女に答えられなかったことは何一つなかった。
2Chr. 9:3 シェバの女王は、ソロモンの知恵と、彼が建てた宮殿と、
2Chr. 9:4 その食卓の料理、列席の家来たち、給仕たちの態度とその服装、献酌官たちとその服装、そして主の宮に上る階段を見て、息も止まるばかりであった。
2Chr. 9:5 彼女は王に言った。「私が国であなたの事績とあなたの知恵について聞き及んでいたことは、本当でした。
2Chr. 9:6 私は自分で来て、自分の目で見るまでは、彼らの言うことを信じなかったのですが、なんと、私にはあなたの知恵のすばらしさを半分も知らされていなかったのです。あなたは、私が聞いていたうわさを上回る方でした。
2Chr. 9:7 なんと幸せなことでしょう。あなたにつく人たちは。なんと幸せなことでしょう。いつもあなたの前に立って、あなたの知恵を聞くことができる、このあなたの家来たちは。
2Chr. 9:8 あなたの神、主がほめたたえられますように。主はあなたを喜び、その王座にあなたを就かせ、あなたの神、主のために王とされました。あなたの神はイスラエルを愛して、これをとこしえに確立されたので、あなたを彼らの上に王として与え、公正と正義を行わせるのです。」
2Chr. 9:9 彼女は百二十タラントの金と、非常に多くのバルサム油と宝石を王に贈った。シェバの女王がソロモン王に贈ったほどのバルサム油はかつてなかった。
2Chr. 9:10 また、オフィルから金を運んで来たヒラムのしもべたちとソロモンのしもべたちは、白檀の木材と宝石を運んで来た。
2Chr. 9:11 王はこの白檀の木材で、主の宮と王宮のための通路を造り、歌い手たちのための竪琴と琴を作った。かつてユダの地で、このようなものが見られたことはなかった。
2Chr. 9:12 ソロモン王は、シェバの女王が王のもとに携えて来た物以外のもので、彼女が求めたものは何でもその望みのままに与えた。彼女は家来たちを連れて、自分の国へ帰って行った。

 

ソロモン王の名声を聞いて遠路はるばるやって来たシェバの女王は、エルサレムに到着し、出会ったソロモンの知恵にあらためて驚かされ、その都の様子、仕える人々の姿、服装に至るまで、すべてに感嘆しました。

 

そのとき彼女の口から出てきた言葉が、「なんと幸せなことでしょう」です。

これは、彼女自身が、というのではなく、ソロモンに仕える人々、いつも近くにいてソロモンの知恵のことばを聞ける人は、なんて幸せなのだろうということです。

 

でも、この言葉には単に羨ましいだけでなく、私もずっと一緒にいて、その幸せを味わいたい、そういう気持ちも読み取れます。そして、その背後で働かれ、そのソロモンを王として確立させた主(ヤハウェ)を崇めるのです。

 

このシェバの女王の体験、その出来事は現代にも適用できます。

それは、私たちも神のことばを自分のうちに豊かに住まわせ、その神の知恵によって歩むならば、周囲にいる神をまだ信じていない人たちに感動を与え、神を崇める者へと変えていくことに用いられるということです。

 

私たち自身の栄光ではなく、人々の目が神に向くとき、その歩みは祝福されるでしょう。

 

今日も神の知恵である主イエスに繋がり、キリストのことばを住まわせ表わす一日とさせていただきましょう。