のりさんのブログ

時々、色々とアップしてます。

月と星

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夜空に輝く月と星。実に美しい光景です。このように、月と星が寄り添って見えると、とても嬉しくて写真を撮りたくなります。

 

しかし、一見寄り添っているようで、実際は、ものすごい距離があります。おそらく、月と並ぶこの星は金星か土星か、木星か(申し訳ありませんが、気になる方は調べてください)、むしろ、この光景を見ている私たちと月の方が近いわけです。

地球に近い金星だとしても、月の方がより近いというわけです。

 

このような月と星の関係を観ていると、最近の牧会にも重なることがわかりました。

 

私は、2018年からこれまで、現在の教会の牧師として仕えております。その中で、何度もメノナイト派を強調するような発言を聞いてきました。

 

しかし、それでも教会に大切なものは、そのような教派のプライドではなく、神のことばである聖書に聞くことであり、キリストの福音に生きることが大切であって、〇〇派として、そのグループを誇りとするのではない、と語ってきました。

 

ところが、先日の定期総会で、その終わりくらいに「福音とかは、もういいからメノナイトのことをもっと語ってほしい」という発言があったのです。

 

私は愕然としました。それは、これまで私が語ってきたこと、大切にしてきたことを否定して、それ以外のものを教会に入れることを望んでいるということだからです。

 

まさに、5年を経て近い存在になったと思いきや、実際はかなり遠いお互いであったということです。それがたった一人だったとしても、その価値観でクリスチャンとは、よく今まで生きてこられたものだと、口が開いてしまうのです。

 

そして、二期目に入ったばかりではありますが、これまで厳しい言い方を避けて、婉曲した表現がわかりづらかったのかも知れないと思い、これからは、現代の預言者として、恐れずにストレートに語っていきたいと思います。

 

これが私の2023年の所信表明です。

近いようで、実際は遠い。

本当にがっかりしたというお話しでした。